[BOOKデータベースより]
こころがぎゅっとするときは、目をとじて、空想の旅に出かけよう。90歳の詩人・谷川俊太郎さんが10代のおわりに詠んだ不朽の名詩。70年の時を経て初めて絵本に!
[日販商品データベースより]絵本で読む名詩で湧きあがる想像力!
★詩壇の巨匠が10代の最後に編んだ名詩が、
待望の絵本となりました★
想像力が膨らむ伸びやかな画稿が、
難解ともされる現代詩を軽やかに感じさせてくれます。
授業で学ぶこともあるであろう名作を
ぜひ幼少期から”感じて”ほしい・・・。
ネリリし キルルし ハララして――
この独特な「音(おん)」に、かつて
教科書などで触れた大人の方もいるかもしれません。
読み返すと、異なるイマジネーションが膨らむでしょうか。
幾重もの世代の方々に届く絵本です。
【編集担当からのおすすめ情報】
初めて世に出てから70年すぎても
煌めく言葉は宇宙空間に瞬く星々のようです。
この本を読むと、見ると・・・「孤独=こどく」を深慮する契機となります。
人と繋がっていそうで繋がっていないような今の時代にこそ、
多くの方に是非触れて欲しい名詩の絵本です。
(絵本作家の画力にも唸ってほしい!)
谷川俊太郎が10代で書いたというこの詩を、息子の高校の合唱祭で知りました。
エキセントリックに熱唱する若者たちが、この歌のどこに高揚するのだろうかと考えたりしました。
タイトルそのものに、宇宙観、人生観が垣間みえる谷川俊太郎の世界です。
教科書でも取り上げられるこの詩から、若者たちは何を学び感じるのでしょう。
この絵本は多分、授業空間とは全く異なる塚本やすしさんの思考空間です。
どうしてラーメン何だろう。
どうしてラーメン宇宙でもがく自分は胎児のようであるのだろう。
でも、それが果てしなくスケールの大きな世界での、自分の存在感覚なのでしょう。
ひょっとして谷川俊太郎さんは、ラーメンを食べている時にこの詩が思い浮かんだのだろうか、などと思いながら味わいました。
読む人によって、様々にイジられること、谷川さんは喜ぶでしょうね。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】