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[BOOKデータベースより]
巨大な隣国、中国。その政策、対外行動、国内で起こる事件は時に理解しがたいものと映る。私たちは、この隣国をどのように捉えるべきか。本書は戦後の中国近現代史研究の歴史をひもとき、日本の中国観に迫る。敗戦や文化大革命は、日本の中国研究にどのような影響をもたらしたか。共産党政権の成立、日中国交樹立、改革開放、天安門事件、反日デモ、「一帯一路」などをどう論じたのか。膨張を続ける中国を、冷静に見つめるために。
第1章 脱亜と興亜の間で―戦前(近代日本の中国観の形成―明治;民族運動への理解と反発―大正 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 戦前の否定、中国研究の再編―戦後初期(一九四五年〜一九五〇年代前半)(戦前との連続と断絶;戦後初期の中国研究)
第3章 学問と政治の緊張―中ソ対立と文化大革命(一九五〇年代後半〜一九六〇年代)(「主体的」な中国研究を求めて;文化大革命と日本の中国研究)
第4章 戦後日本の中国研究の転換点―国交樹立と改革開放(一九七〇年代〜一九八〇年代)(日中の国交樹立と文革の収束―一九七〇年代;改革開放と中国研究のパラダイム・チェンジ―一九八〇年代)
第5章 中国の独自性/普遍性をめぐって―天安門事件、反日デモ、そして大国化する中国(一九九〇年代〜二〇一〇年代)(天安門事件以後の日本の中国研究;日中の中国研究の交錯)
長く影響を受けてきた国、中国。距離的にも心理的にも近いが、その政策、対外行動、中国で起こる事件は理解しがたいものである。本書は日本の中国近現代史研究をひもとき、日本人の中国観に迫る。文化大革命、日中国交正常化、天安門事件などを経て、日本の隣国への見方はどう変化したのか、丹念に追う。