- 湯島天神坂お宿如月庵へようこそ 十三夜の巻
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- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2021年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784591171738
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[BOOKデータベースより]
湯島天神坂にある隠れ宿・如月庵。絶品料理に舌鼓を打って風呂に入れば、旅の疲れも浮世の憂さもきれいに消えると噂の宿だ。噂好きの部屋係・お蕗はよく庭の花の手入れをしている。花が好きだからと周りには言っているが、それは表向きの理由。じつは大金を入れた壺を庭に埋めており、それを毎日見張っているのだ。その金は、お蕗が奉公していた家のお婆さんのもので―。温かくて元気が出るお江戸人情シリーズ!
[日販商品データベースより]<内容紹介>
時は江戸。
如月庵は上野広小路から湯島天神に至る坂の途中にあり、知る人ぞ知る小さな宿だが、もてなしは最高。かゆいところに手の届くような気働きのある部屋係がいて、板前の料理に舌鼓を打って風呂に入れば、旅の疲れも浮世の憂さもきれいに消えてしまうと噂だ。
人のいい部屋係・お蕗はよく庭の花の手入れをしている。だが、花が好きだというのは表向きで、じつは庭に埋めた金を毎日確認しているのだ。実はその金は、お蕗が奉公していた家の金で――
<プロフィール>
東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。フードライターとして活躍中。
『日乃出が走る』で第3回ポプラ社小説新人賞の特別賞を受賞しデビュー。同作で歴史時代作家クラブ賞新人賞ノミネート。著作に『金メダルのケーキ』『いつかの花』