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[BOOKデータベースより]
自然に恵まれた東京郊外の茅葺屋根の家=武相荘で、白洲次郎・正子夫妻の長女として育った著者が、四季折々の装い、それにまつわる物語を語ります。おしゃれ、振る舞い、暮らしぶり―自分が心地よくあるための、そして接する人が心地よくあるための、心ばえに満ちた29のエピソードには、日々を豊かに生きることへのヒントが溢れています。月刊女性誌『Precious』の好評連載が、待望の書籍化!
春(「アグレアーブル」な装い;ブランドについて思う事 ほか)
夏(夏が来れば思い出す…;アクセサリーとのお付き合い ほか)
秋(武相荘カジュアル;思い出の白いシャツ ほか)
冬(忘れられないコート姿;織部のお皿とニット帽 ほか)
白洲次郎・正子の長女、初めて自ら登場!
東京都町田市鶴川で公開されている白洲次郎・正子夫妻の自邸「旧白洲邸 武相荘」。豊かな自然に恵まれた武相荘で、白洲夫妻の長女・牧山桂子さんの春夏秋冬の装いを撮影しました。
オートクチュールからプチプライスまでを自在に着こなす圧倒的なセンスは、おしゃれをすることの本当の意味、喜びを気付かせてくれます。
また、娘のみが知りうる白洲次郎・正子夫妻のチャーミングなエピソードをはじめ、信条(=プリンシプル)に支えられた暮らしぶりは、これからをどう生きるかについて考えさせてくれます。
「自分が選んだものこそが自分のブランドで、その人だけの心の中にあります。自分で選んだ友達こそが、自分に対するセレブです。金持ちでも有名人でもありません」(本書より)。
生きていく毎日のなかで、おしゃれをすることをも大切に楽しみたい――改めて、そう思える書籍です。
【編集担当からのおすすめ情報】
母・白洲正子さんがオーダーしたというオートクチュール、着物、古代ガラスのアクセサリーに、父・白洲次郎さんのヨーロッパ土産であるエルメスのバッグ――それら輝きを失わない名品とともに、現代のシャネルやミッソーニ、言わずと知れたプチプライスのアイテムまでを自在にミックス! 融通無碍な牧山桂子さんのおしゃれは、見応えたっぷりです。
一方、ロケ地となったのは、東京都町田市の指定史跡である「旧白洲邸 武相荘」。連載29回、2年半強を、武相荘の四季のなかで撮影しました。紅梅が咲く春、緑したたる夏、とりどりに色づく秋、椿に囲まれる冬――武相荘の豊かな自然の姿は、どんなに人を癒してくれるでしょう。
おしゃれとは、移りゆく自然と暮らしのなかにあるものなのだと、牧山桂子さんの29のスタイルとエッセイが、改めて気付かせてくれことと思います。
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