- 官報複合体
-
権力と一体化するメディアの正体
河出文庫 ま22ー1
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2021年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784309418483
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 新聞のある町
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2015年07月発売】
- 日本の論壇雑誌
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2014年04月発売】
- 橋洋一のファクトチェック 2023年版
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2023年04月発売】
- 利権のトライアングル
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年06月発売】
[BOOKデータベースより]
日本メディアはなぜ政府の“広報係”にすぎないのか?一般的にメディアは、権力の監視役だといわれる。しかし、日本では権力の一部に組み込まれている。官僚機構に網目のように張り巡らされた記者クラブ中心の報道は、権力側のプレスリリースを垂れ流すだけの存在となっている。メディアと権力の癒着を示す様々な事件をもとに、その正体を暴く。
市民目線を欠く日本の報道
「公益にかなう報道」とは何か
「リーク依存型取材」の罪
無意味な特ダネ競争
内部告発冬の時代
番犬ジャーナリズムの重要性
蔓延する推定有罪報道
権力を守る匿名報道
顔の見えない捜査官・裁判官
抗議デモと権力取材
官報複合体支える記者クラブ
オフレコ記者懇談の罠
消費者の守護神
肉体労働者から知的労働者へ
1面トップ記事の条件
ピュリツァーへの回帰
エピローグ 私が日経新聞を辞めた理由