陰陽師 女蛇ノ巻

文春文庫　ゆー２ー３６

文藝春秋
夢枕獏　

• 価格: 748円（本体680円＋税）
• 発行年月: 2021年10月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784167917593

内容情報

[BOOKデータベースより]

少納言・坂上彦麻呂は、夜な夜な怖ろしげな美女から手に噛みつかれる夢を見る。目覚めると実際に赤い傷が―蘆屋道満が活躍する「にぎにぎ少納言」、虫めづる露子姫が登場する「塔」、そして今日も晴明と博雅は京の怪異に奔走する。夫婦の情愛、前世の因縁、虫の音と妙なる琵琶の響き。昭和・平成・令和と愛され続けて１６巻目！

[日販商品データベースより]

今日も安倍晴明と源博雅は
京の怪異に奔走するーー昭和・平成・令和と愛され続けて祝・３５周年！
目次：
傀儡子神・たのしげに踊る男の話
竹取りの翁・目の痛み治らぬ女の話
さしむかいの女・三日間目を覚まさない男
狗・仲悪い女の童と狗の話
土狼・西洞院大路の怪事
墓穴・哀しき夫婦の情愛
にぎにぎ少納言・夢で手を噛んでくる美女
相人・人の死を予見する人相見
塔・塔を築いては壊すように命じられる兵士たちの話
露子姫・姫の見る不思議な夢
月を呑む仏・薬師如来が水面の月を掬う
?丸・音曲愛でる秋の夜