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[BOOKデータベースより]
虹の色数は7色、赤はお湯で青は冷水。私たちは日々の生活の中で当然のように色を分け、また色を使って物事を分類している。しかし世界には虹の色を2色に分ける文化もある一方、寒色・暖色のように色彩に寒暖を覚える感覚はあまたの文化に共通するらしい。一体なにがこの普遍性と多様性を分けるのだろうか。虹の色数の多様性から色の分類の論理、肌の色による人種差別まで、古今東西の事例をもとに人間の色彩文化をひもとく。
第1部 色「を」分ける編(虹を分ける;色を名前で分ける;色を基準で分ける;色を環境と感覚で分ける)
第2部 色「で」分ける編(色で暮らしを分ける;色で身分を分ける;色で人間を分ける)
虹の色数は7色、赤はお湯で青は冷水。私たちは日々の生活の中で当然のように色を分け、また色を使って物事を分類している。しかし虹の色を2色に分ける文化もある一方で、寒色・暖色のように色彩に寒暖を覚える感覚はあまたの文化を超えて共通するらしい。一体なにがこの普遍性と多様性を分けるのだろうか。虹の色数の多様性から色の分類の論理、肌の色による人種差別まで、古今東西の事例をもとに人間の色彩文化を紐解く。
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