- もりにきたのは
-
Leaf
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2021年09月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784394904052
[BOOKデータベースより]
やってきたのは、見なれない大きな白い動物。みんな、こわくなってにげだした。でも、そいつは毎日、はっぱをあつめてばかり…。どうして?第27回いたばし国際絵本翻訳大賞英語部門最優秀翻訳大賞受賞作。
[日販商品データベースより]もりに きたのは どうぶつたちが はじめてみる しろい いきものだった。
そいつは まいにち はっぱを あつめていたんだ。
どうして? なんのために?
アカデミー賞を受賞したアニメーション作家であり、
イラストレーターでもあるショーン・タンが「新たなる才能の出現」と認めた絵本作家のデビュー作。
現代社会における大きな問題をシンプルな物語と
魅力的なイラストレーションで描きだした、共感と受容の絵本です。
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「しろい いきものが、くらい なみのうえを ながされてくる。やってきたのは、もりの どうぶつたちが はじめてみる いきものだった」森に住むキツネ、リス、アナグマやカラスたちは、初めて見る白いものを怖がって近づきません。丘の上の、古くて草だらけの洞穴に住みついたその白い動物は“リーフ”と呼ばれるようになります。なぜなら毎日のっしのっしと歩き、葉っぱを集めて回るから。大きな葉っぱに小さな葉っぱ、丸いのから、いろんな色の葉っぱ……。体じゅうに葉っぱをくっつけた“リーフ”に、びくびくする動物たちは「どこかへ行ってほしい」と思いますが……。1983年ドイツ生まれ、サンドラ・ディークマンのデビュー作。野生動物を色鮮やかで細かい模様とともに描く作風で知られ、2011年にアニメーション作家であり絵本作家ショーン・タンが審査員を務めたチェルトナム・イラストレーション・アワードでEmerging talent(新たな才能)賞を受賞するなど注目されています。実は、白い動物はホッキョクグマで、海から流れついたのは地球温暖化という問題が背景にあり……。小学校の高学年のお子さんや大人には、よりリアルなメッセージが絵本から感じられるかもしれません。訳者は牟禮あゆみさん、第27回いたばし国際絵本翻訳大賞(英語部門)最優秀翻訳大賞受賞作です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
【情報提供・絵本ナビ】