「１０の姿」をこえる保育実践のために

現役保育者による「エピソード」で語るあるがままの子ども

解放出版社
井上寿美　佐藤哲也　堀正嗣　大川織雅　辻木愼吾　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2021年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784759222807

内容情報

[BOOKデータベースより]

１　つながる保育をめざして―エピソードと座談会（「ユウスケくんはずるい！」やりたい思いを大切にする保育とは？（３歳児６月）；「小さいのがいいんだもん！」一人ひとりの思いを受けとめる保育とは？（３歳児１０月）；「いのちの選択」子どもの柔軟な感性を育む保育とは？（４歳児６月）；「なんでミカちゃんだけ！」いざこざの中で自分の思いを出す保育とは？（４歳児９月）；「だって、ジャンケン弱いから負けるもん」けんかやいざこざでつながる保育とは？（５歳児５月）　ほか）
２　「１０の姿」をこえて―人権の世紀を生きる保育者へのメッセージ（幼稚園教育要領の変遷と「１０の姿」；子どもの権利の視点からみた「１０の姿」；人権保育から「１０の姿」を超える）

[日販商品データベースより]

2017年に改訂（定）された就学前保育・教育施設の指針・要領が提示した「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」（「10の姿」）をどうとらえるのか。現役保育者と研究者が、現場の実践事例（エピソード）をふまえ人権の視点に立って提起する。

Part�Tは、保育現場でのエピソードをめぐって経験年数の異なる保育者と研究者が、子どもの「あるがまま」の姿を大切にして話し合いを深めながら、「10の姿」をこえる保育実践を考える座談会。Part�Uは、研究者がカリキュラム論、子どもの権利論、インクルーシブ教育論の視点から「10の姿」を考察する。