- ガラスの麒麟 新装版
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2021年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065249727
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[BOOKデータベースより]
十七歳の高校生、安藤麻衣子が通り魔に刺殺された。同級生の直子は言動がおかしくなり、父親の野間は養護教諭の神野に相談する。神野は二人のことに詳しい先生だった。美しくて頭もよかった麻衣子の何が死を招いたのか。閉ざされた心理を描いて真相に迫る連作ミステリーの傑作。日本推理作家協会賞受賞作。
[日販商品データベースより]17歳の女子高生、安藤麻衣子が通り魔に刺殺された。その同級生・直子を娘に持つ野間は、童話雑誌で挿絵などを描くイラストレーターだ。彼がこれから絵を手掛けようとしていた雑誌への応募作『ガラスの麒麟』の、安藤麻衣子は投稿者でもあった。事件の日から娘・直子は、安藤麻衣子が乗り移ったかのようなことを口走ったりして学校へ行かなくなる。心配な野間は安藤麻衣子の葬儀で出会った養護教諭の神野に娘のことを告白する。神野は、直子のことを知り安藤麻衣子のことにも詳しい女性だった。とびぬけて美しく、すべてに恵まれていた麻衣子の何が死を招き寄せたのか。彼女の書いた『ガラスの麒麟』のように、精一杯首を伸ばし背伸びして、だからとても不安定で壊れやすく細やかな少女たち。その心理を温かく描き、六つの物語を通じて真相に近づいていく連作ミステリーの傑作! 日本推理作家協会賞受賞作。