- ぎんいろのねこ
-
- 価格
- 1,485円(本体1,350円+税)
- 発行年月
- 2021年09月
- 判型
- A4変
- ISBN
- 9784323031460
内容情報
[BOOKデータベースより]
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月夜に響く優しい声はだれ?あまんきみことえがしらみちこが贈るあたたかな愛情の物語。
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あたしが公園から帰ってくると、ママが玄関先で“さかさぼうき”を片手につかんで突っ立ってる。また「どぶしろ」に何かとられたな。「どぶしろ」はしろねこ。でも白がうす汚れているから、うちではそう呼んでいる。頭が良くて素早いどぶしろに、きょうは“おかしらつき”のたいを持っていかれちゃったんだって。晩ごはんの時間になっても、ママはパパにぶつくさ。「あっ」その夜、あたしは、あこちゃんに返してもらった絵本を公園のベンチに忘れてきちゃったことを思い出した。「ママ、こうえんまで いっしょに いって」おぼろ月夜が浮かぶ夜空の下、あたしがママと公園のそばまで行った時、「どんぶらこっこ、すっこっこ」優しくしみるような声で絵本を読む声が聞こえてきて……。ママと「あたし」の目に映ったのは、月の光を浴びて銀色に輝くどぶしろの姿。二人はその瞬間に顔を見合わせ、うなずき合うのです。あまんきみこさんの描き出す、母子で体験するちょっぴり不思議な物語を、えがしらみちこさんの美しくのびやかな絵で味わうこの絵本。この日の出来事を読みながら、また子どもたちが自分なりのストーリーを空想の中で繰り広げていく……そんな様子が目に浮かんできますよね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
どぶしろと呼ばれていた しろね
おかしらつきのたいを とっていきました 怒っているお母さん!
わかるよこの怒り
のらねこは 我が家の周りにも良くいます
ウンチやおしっこの匂いが臭いので みんないやがっています
この絵本の どぶしろは お母さんネコでした四匹の子ねこを産んで 育てていたのです・・・・
たまたま ももたろうの絵本を ぶらんこに置き忘れたあこちゃん
夜 ママと一緒にさがしに行くのです
そしたら、 桃太郎のお話が聞こえてきたのです
優しい声でね・・・(母ネコの愛 子育てしているのは 人間と同じですね)
どぶしろが ぎんいろのネコに見えたんですって(にぎりすしさん 60代・京都府 )
【情報提供・絵本ナビ】