- 日本人にとってキリスト教とは何か
-
遠藤周作『深い河』から考える
NHK出版新書 662
- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2021年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784140886625
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- イエス伝
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2023年01月発売】
- 進化思考 増補改訂版
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2023年12月発売】
- Pythonによるフェーズフィールド法入門
-
価格:4,290円(本体3,900円+税)
【2023年12月発売】
- 美学の練習
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2023年01月発売】
- 内村鑑三代表的日本人
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2017年10月発売】
[BOOKデータベースより]
神とは、信仰とはどういうものか。汎神論の日本人が一神教のキリスト教徒になることは可能なのか。キリスト教文学の大家・遠藤周作の無二の親友であるカトリック司祭・井上洋治に師事し、いま最も精力的な活動を続ける批評家が、遠藤文学の集大成『深い河』を軸に、日本的霊性とキリスト教の交点を見出す。
はじめに―日本的霊性とキリスト教
[日販商品データベースより]第1章 神について
第2章 死について
第3章 出会いについて
第4章 信仰について
第5章 告白について
第6章 苦しみについて
第7章 愛について
おわりに―復活について
神とは、信仰とは、どういうものか? 霊性と宗教は矛盾しないのか?
批評家、随筆家、そしてNHK「100分de名著」で最多の指南役を務める著者が、自身と共通点も多いキリスト教文学の大家の作品から、「日本人とキリスト教」を考察する意欲作。本書の軸になるのは、遠藤最後の長編『深い河』。著者はこの作品を「遠藤周作一巻全集」と呼ぶべきもので、遠藤の問いがすべて凝縮されている重要作と語る。神、信仰、苦しみ、霊性、死について……。それら一つ一つを章タイトルに据え、登場人物の言動を丹念に追いながら、そこに『沈黙』や他作品を補助線として用いることで、遠藤や著者自身はもちろん、多くの日本人キリスト教者が追究した大テーマ「日本的霊性とキリスト教の共鳴」を可能にする。
はじめに 日本的霊性とキリスト教
第1章 神について
第2章 死について
第3章 出会いについて
第4章 信仰について
第5章 告白について
第6章 苦しみについて
第7章 愛について
おわりに 復活について