[BOOKデータベースより]
岩手県遠野の人・佐々木喜善が故郷で見聞きした怪異の物語を、柳田国男が書きのこした名著『遠野物語』。京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!豊かな伝承にいろどられた山や川や里の、そこかしこにひそむ不思議な世界は、ときに妖しく、ときには謎と驚きに満ちて、百年の時をこえて、私たちの心をふるわせる。
[日販商品データベースより]夢まぼろしか。化け物か。
くらい野山をかけまわる遠野のきつねにご用心。
〈京極夏彦のえほん遠野物語〉最終シリーズ第2弾!
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えほん遠野物語シリーズ。
きつねが化かす現場を目撃したような読後感です。
そう、遠野地方には、そこここに、その現場があったのですね。
餅を盗んだり、死人を動かしたり。
極めつけは、妻の姿をして現れ、殺される顛末。
本当の妻の証言は、見事に一致していて、空恐ろしいです。
リアルなきつねの、純朴な瞳が描かれているだけに、
夢か幻か、の境地です。
そんな遠野地方の人々の眼力も相当なものでしょう。
きつねの存在感に圧倒されました。(レイラさん 50代・兵庫県 )
【情報提供・絵本ナビ】