
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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Honyaカスタマー
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近年読んだ本の中でベストワン!
素晴らしい本です。
音や声についての認識が、この本の読後、ガラリと変わりました。音や声に秘められている力に気づいただけではなく、音や声の力の引き出し方が、大変よくわかりました。凄いですね。音や声は、こんなにも大きな可能性を秘めているのですね。
また、日本人の音感は世界の中でも特殊で、この音と声の力を最も引き出しやすい音感だということもわかり、たいへん驚きました。本を読みながら、こんなステキな音感を持った日本人として生まれてきたことが、とても嬉しくなりました。
日本の文化も、こうした日本人の特殊な音感の上に成り立っていたのですね。この一冊で、日本人の独特な感性というもの、そして、日本人が長いこと積み上げてきた文化の本質までクリアーにわかりました。
ものすごい情報量なので、繰り返し読んでいますが、読むたびに、新しい発見があります。まさに、宝箱のような本。
この本に巡り会えて、本当に良かったと思っています。
本のカバーの絵とタイトルの「怖いほど」「呪力」は、アニメ『鬼滅の刃』などがヒットしている時代の空気に合わせたのでしょうね。でも、本の中身は全然違います。ものすごく誠実で優しいトーンに包まれています。読後、とても満たされた、幸せな気分になれますよ。
ぜひ、多くの人におすすめしたい本です。特に、自分が音痴だと思っている方。ぜひ、読んでみてください。その音痴だと思っていた感性が、世界を大きく変えていく可能性があるのです。そんなことに気づけ、人生観が変わると思います。
そんな唯一無二の素晴らしい本でした。読んで良かったです!
[BOOKデータベースより]
人類は古来、音を出す道具や、声、歌を駆使してスピリチュアルなパワーを得てきた。音にまつわる宗教儀礼や祭り、習俗の歴史を丹念にひもとき、どの音にどんな霊的効果が秘められているのかを詳細に検証。潜在能力を開花させ、心豊かに暮らすために「古代人の秘術を活かす方法」を解説!
1章 「音楽」はそもそも呪術として誕生した―太陽の霊力を呼び込む「ドレミの呪文」と440ヘルツの謎(宇宙の根源に意識をつなぐ呪文とは;呪文を理解するカギは原始太陽信仰 ほか)
2章 邪気を祓い、神懸かりを起こす「古代楽器」と「パルス音」―弓や琴の音、発声によって呪力が発動する仕組み(ポケモン事件を引き起こしたパルス刺激;普通の音に霊力・呪力を込める方法 ほか)
3章 霊魂を宇宙とつなぐ「神聖な音」の正体―三味線や尺八、鐘、鈴に秘められた「高次倍音」とは(霊的エクスタシーとは何か;不可視の霊的三要素を刺激するのは音 ほか)
4章 古代の叡智を活かして願望を実現する秘術―スピリチュアルな音や言葉の習慣が運命をひらく(音が霊力・呪力を宿す3つの条件;日常生活の能率を上げる ほか)