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[BOOKデータベースより]
米国でMRI(磁気共鳴画像診断装置)基幹システムのリーディングカンパニーとして飛躍させ、大統領から製造業の未来を託された藤田浩之。コロナ禍のいま、日本の実行力不足を憂い、創業家・実業家としての在米30年の経験を交えながら、日本人が新常態を勝ち抜くための視点を伝える。
第1章 失敗に学び共有するリーダーシップ(コロナ後のリーダーは未来を描く中長期的ビジョンを持て;「速く失敗して教訓を共有する」この文化でイノベーションを育め ほか)
[日販商品データベースより]第2章 強い生きた組織をつくるマネジメント(勝利体験を共有できるチームが不確実な未来で結果を出しやすい;「任せて任さず」のバランスこそ次世代リーダーを生む早道 ほか)
第3章 グローバル競争に勝つ脱日本型経営(希薄になった起業精神を取り戻し自分たちの未来を自ら創れ;優秀な学生の青田買いは何が悪い 横並びの悪弊を打破せよ ほか)
第4章 世界で貢献できるリーダーの真髄(社会貢献が期待される米国で求められる「顔の見えるアジア人」;仕事だけが人生の「罠」!休暇で思考を巡らすことの効用 ほか)
第5章 コロナ後の未来を担うモノづくりの原点(コスト削減型モデルの再構築で自国でのモノづくりにこだわれ;「規制のための規制」は無意味!トップは本質を見極めよ ほか)
★カプコン会長CEO 辻本憲三氏絶賛!
「米国の製造業で成功した稀有な存在だ」
★在米30年!2人の大統領が認めた実業家による
Wedge誌大反響連載を書籍化!
オバマ大統領の一般教書演説に招待され、トランプ大統領からも表彰され、バイデン大統領から会合への出席を要請された在米30年の実業家・藤田浩之。「米国の強みは実行力にある。早く失敗して、そのことから学び、成功につなげることが大事だ」と強調する。
学生時代は外交官を志すも挫折し、米国に留学をしたことで人生は一変する。米国で博士号を取得後、GE、スタートアップ企業を経て、MRIの基幹システムを製造するクオリティー・エレクトロダイナミクス(QED)社を2006に創設。起業家・実業家として会社を大きく成長させ、医療機器業界の常識を覆し、モノづくりを通して米国社会の発展に大きく貢献する。
現在はキヤノンのグループに入り、キヤノンメディカルの最高技術責任者(CTO)に就任し、コロナ禍での厳しい状況下でも辣腕を振るう。
コロナ禍のいま、実行力が欠如する日本を米国から憂い、在米30年の経営者としての経験を交えながら、先を見通せない新時代を勝ち抜くための発想を伝える。
――「プロローグ」より
私は米国に住んで30年を超すが、この国の強みは「実行する力」であり、本書のタイトルでもあるFail Fast!≠ノあると考える。早く失敗して(ダラダラ失敗しないで)、そのことから学びを得ることで、失敗は失敗でなくなる――成功の元になるのだ。
誰でも未知の事柄に遭遇すれば、開拓精神さながらに、自ら道を切り開いていく。そのようにして、人種、文化的な背景がバラバラな人々が共にマーチ(行進)していくのだ。米国は多民族・多人種国家で民主主義を掲げているが、世界中の国家が開かれ民主化される過程で将来起こり得る問題を、ある意味で先に提示しているのだ。逆に言うと、米国が失敗するとき、人類にあまり希望はないということなのだ。だから人類のために米国に失敗は許されない。
(中略)
この一丸となった国策が、現在に好影響を生み出す結果につながっていることは間違いない。リーダーから「今しないといけないことは何か?」が示されれば、それぞれの担当者が「自分の頭で考えて行動する」ということが徹底されているのだ。
私は2月の終わり、もう10年目を迎え、毎年恒例になっている立命館守山高校(滋賀県)の生徒の皆さんに、次のようなメッセージを送った。
「自分たちの頭でよく考えよ。わからないことには、どうしてと疑問をもち、自分たちで考えることが大切だ」
実際、会社を起業するにしても、教科書や手順書、ルールがあるわけではない。人生と同じく、道なき道を自ら切り拓いていくしかないのだ。