- 在庫状況:品切れのため入荷お知らせにご登録下さい
- 台所のおと 新装版
-
- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2021年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065239575
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 自転しながら公転する
-
価格:1,045円(本体950円+税)
【2022年11月発売】
- ばにらさま
-
価格:704円(本体640円+税)
【2023年10月発売】
- この世界からまた君がいなくなる夜に
-
価格:748円(本体680円+税)
【2022年07月発売】
[BOOKデータベースより]
台所からきこえてくる音に病床から耳を澄ますうち、料理人の佐吉は妻のたてる音が変わったことに気付く。日々の暮らしを充たす音を介して通じ合う夫婦の様を描く「台所のおと」のほか、「濃紺」「草履」「雪もち」「食欲」「祝辞」「呼ばれる」「おきみやげ」「ひとり暮し」「あとでの話」を収録。鋭く繊細な感性が紡ぐ名作集。
[日販商品データベースより]台所からきこえてくる音に病床から耳を澄ますうち、料理人の佐吉は妻のたてる音が変わったことに気付く。日々の暮らしを充たす音を介して通じ合う夫婦の様を描く「台所のおと」のほか、「濃紺」「草履」「雪もち」「食欲」「祝辞」「呼ばれる」「おきみやげ」「ひとり暮し」「あとでの話」を収録。鋭く繊細な感性が紡ぐ名作集。
なにげない日々の暮しに
耳を澄ませ、目を配り、
心を傾ける。
透徹した感性が紡ぐ珠玉の短編集。
女はそれぞれ
音をもっている
とかくあやふやに流しがちな薄曇りの感情に
端然とした言葉をあてがい、作中人物に息を吹き込む。
幸田文による人間観察の手つきについて考えていると、
江戸川乱歩とのある対話が脳裏に浮かんできた。
――平松洋子(解説より)
新装版に寄せて、青木奈緒によるエッセイも収録