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[BOOKデータベースより]
第1章 家庭で暮らせない子どもの育ちと貧困
[日販商品データベースより]第2章 児童養護施設の子どもの生活環境はどのようにとらえられてきたのか
第3章 児童養護施設におけるフィールドワーク
第4章 児童養護施設における子どもの暴力と仲間文化
第5章 児童養護施設における学習支援の様相
第6章 児童養護施設職員の「即興の支援」―ジェンダー・ステレオタイプの使用を中心に
第7章 児童養護施設の生活環境からみえるもの―本書の結論として
家庭で暮らせない子どもが生活する児童養護施設。
そこでは子どもたちはどのように生活を紡いでいっているのだろうか。
筆者は、近畿圏都市部の施設でのフィールドワークから、
暴力問題や教育問題の背景にある子どもの仲間文化や職員の支援の課題とともに、困難のなかで、
子どもや職員が施設の生活環境をどのように形成しているのかを丁寧に描きだした。
家庭で暮らせない子どもの「育ち」の実態に迫るフィールドワーク調査研究の書。
「優越志向の仲間文化、関係の貧困、即興の支援、無意識的に展開されるジェンダーステレオタイプなかかわり。
社会的養護のもとで生活する子ども、およびその支援の特性から著者は児童養護施設の現状を分析する。
そのまなざしは、子どもの今だけでなく、未来の幸せに向けられている。
―― 関西大学教授 山縣文治」