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[BOOKデータベースより]
巨大災害時代の「創造的復興」を予見し、実践した書が新装復刊!1991年のフィリピン・ピナトゥボ火山の大噴火は先住民のアエタの人々に大きな被害と影響をもたらした。噴火直後から今日に至るまでの彼らの生活再建の歩みから、被災地の人々や社会・文化に寄り添った真の復興を考える。
第1章 序論
[日販商品データベースより]第2章 ピナトゥボ大噴火とアエタ民族の危機―運動の言説をめぐる内省
第3章 他者を表象すること―フィールドワーク・民族誌・コミットメント
第4章 噴火と想起―彼らの語りに耳を傾ける
第5章 開発介入の理念と歴史―人類学そしてピナトゥボの現場から
第6章 被災の苦難を超えて―生存戦略と民族の新生
第7章 自立の模索・先住民の自覚―リーダーたちの声
第8章 結論―民族の新生と文化・開発・NGO
1991年6月のフィリピン・ピナトゥボ山の大噴火は、20世紀最大級の規模であった。もっとも深刻な被害を受けたのは、ピナトゥボ山麓一帯で移動焼畑農耕を生業として暮らしていた先住民アエタであった。本書は、1970年代後半から現地でフィールドワーク調査を始め、アエタ社会に関する研究を続けてきた著者が、噴火後10年の時点において、被災者たちの生活再建の歩みと、彼らを支援しようとしたNGOの関与についての記録をまとめたものである。
とりわけ研究の視点を、噴火を契機とする、アエタの人々が先住民としての自覚を強め、民族として新生していった過程に置いた点に本書の特徴がある。新装版に際しては、噴火後30年に当たり、生活再建に取り組んだアエタ社会の最新の状況を増補する。
ピナトゥボ火山の大噴火の後、阪神淡路大震災や東日本大震災をはじめとする巨大な自然災害を経験し、さらに巨大な震災の発生が近づいている今日の日本において、被災者の視点に立った真の復興となる「創造的復興」を考えるうえで読み継がれるべき書。