- ハテラス船長の航海と冒険
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ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション 1
VOYAGES ET AVENTURES DU CAPITAINE HATTERAS- 価格
- 6,380円(本体5,800円+税)
- 発行年月
- 2021年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784900997806
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価格:5,720円(本体5,200円+税)
【2017年08月発売】
[BOOKデータベースより]
人類未踏の北極点を目指す狂熱の冒険行。屹立する氷山、酷寒の氷原、友愛と叛乱…、ヴェルヌのすべてはここから始まった!“驚異の旅”の真の出発点となった大長篇が初めてその全貌を現す、待望の新訳・完訳。
[日販商品データベースより]「どんな子供でもハテラス船長に付きしたがって、世界の果てまで、北極点まで、近づく者を焼きつくす火山の聳え立つ、あの「クイーンズ島」まで行ってしまうにちがいない」(ル・クレジオ)。
人類未踏の北極点を目指す狂熱の冒険行。屹立する氷山、酷寒の氷原、友愛と叛乱……、北極圏を生き延びる「ロビンソン」たちを待ち受けていたものとは。
ドゥルーズ的「無人島」がヴェルヌ世界に初めて出現し、〈驚異の旅〉の真の出発点となった「紛れもない傑作」(グラック)が、「出版者まえがき」(エッツェル)とともにその全貌を現す、待望の新訳・完訳。オリジナル挿絵約270葉、ジュール・ヴェルヌ略年譜収載。
「ヴェルヌが自作を一作に集約させようと思えば、この作品以外にはありえない」(石橋正孝)。ヴェルヌ理解を決定づけたビュトールがその「至高点」の概念を抽出したのも『ハテラス』だった(「至高点と黄金時代」『レペルトワールI』所収)。ピエール=ジュール・エッツェルによって挿絵版シリーズの第一回配本として選ばれ、〈驚異の旅〉を冠せられる第一作となった『ハテラス船長の航海と冒険』。ヴェルヌの小説世界の可能性を示す記念すべき大長篇。