- 中国のCASE革命
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2035年のモビリティ未来図
日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
湯進- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2021年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784532324049
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2035年のモビリティ未来図
日経BPM(日本経済新聞出版本部)
日経BPマーケティング
湯進
[BOOKデータベースより]
2035年に近代化国家の形成をめざす中国は、「中国製造2025」「中国標準2035」を軸として、「製造業強国」「自動車強国」「スマートカー強国」「交通強国」「知財強国」など一連の戦略を打ち出した。こうした国家戦略の背後にあるシナリオは、巨大な市場需要を生かし、多くのテック企業が参入することにより、日米欧企業が寡占する産業・バリューチェーンを根底から再構築し、チャイナ・デファクトスタンダードを握ることだ。こうした国家戦略の実現の一翼を担うCASEでは、電動化シフト、スマートカーの開発、スマートシティの構築の3つのステップに分けて、モビリティ社会の建設を推進しようとしている。本書は、中国のCASE革命の実態を、多くの中国地場企業や在中国の外資系企業から得られたリアルな情報にもとづき描く。
序章 襲来する中国「CASE革命」の荒波
[日販商品データベースより]第1章 中国が目指すCASE革命の正体
第2章 ステップ1 電動化(E)からの始まり
第3章 自動車業界の異変
第4章 電池業界の進化
第5章 ステップ2 スマートカー強国を目指す
第6章 ステップ3 スマート交通とスマートシティ
第7章 モビリティ革命の担い手
第8章 中国CASE革命と日本企業の対応
●3つのステージで進む中国のモビリティー革命
中国は、2035年に近代化国家の形成をめざし、スマートカーの発展、スマート交通の実現、スマートシティの構築など、3つのステージに分けて国家戦略を推進しています。
第1ステージ:クルマの電動化(E)をベースとし、コネクティッド技術(C)等を備えたスマートカーを生産・普及
第2ステージ:5Gやデータセンターなどニューインフラの整備により、交通事故の減少と交通渋滞の緩和を実現するスマート交通が普及し、シェアリングサービス(C)、自動運転(A)を含む中国版のMaaSを確立
第3ステージ:スマートモビリティや、スマートグリットなどプラットフォームで都市・町・コミュニティを管理・運営するIoT社会を実現し、中国独自のスマートシティを構築
本書は中国版のCASEやMaaSを軸とし、5Gとニューインフラ、スマートファクトリーとAIの推進など、様々な角度から中国のモビリティー革命を描き、日系企業の対応を議論します。筆者の前著『2030 中国自動車強国への戦略』はアナリストや研究者も立ち入りにくい中国自動車産業の現場情報を盛り込むことで高く評価されています。
前著刊行後の読者の多くの質問は「中国ではどのようにCASE革命が進行しているか」であり、本書はその要望に応え、日本企業の抱える以下の課題についても解説します。
日中の自動車メーカー、サプライヤー、電池・材料メーカー等、直近3年間で約300社にのぼる訪問を重ねてきた中国自動車界を知り抜いた著者による情報満載の本です。