- 海を見た日
-
鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち
The Echo Park Castaways- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2021年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784790233824
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[BOOKデータベースより]
わたしの場合、二歳のときに母が亡くなった。だれにきいても、母以外にはわたしに身よりはいないという。だからわたしは、ヴィクとはちがって、いずれだれかがむかえに来てくれるなどと考えたことはない。まだずっと幼いころには、『小さな孤児アニー』か何かみたいに、だれかの養子になることを夢見てたけど、六歳を過ぎてしまえば、その可能性はまずなくなる。だからわたしは、自分で作戦を練った。だれも助けてくれないなら、自分で自分を助けるしかない。
[日販商品データベースより]それぞれの事情で、養母の家に預けられた3人の子どもたち。みんながバラバラの方向を向いていて、ちゃんと向き合わずに過ごしてきた。そこへ新しくアスペルガー症候群の男の子が仲間入りし、その子の母親に会いたいという願いをかなえるために4人は冒険に出かけることになる。
作者M・G・ヘネシーのデビュー作『変化球男子』に続く第二弾です。これからの時代、家族とはどう定義すればいいのか? その問いに対するストレートな回答がこの物語です。どんな家族も、最初から家族なわけではありません。本物の家族になるには、その成員がみな、自分以外のメンバーの心の痛みをわかって、助け合うことが必要なのです。そういう家族が集うのが本物の家庭であり、子どもにとってはそここそが、安心できる自分の居場所となるでしょう。