[BOOKデータベースより]
瀬戸内の海で水軍が活躍していた時代。南方からもどった船に乗せられて一人の少年が島にやってきた。「どっからどう見ても同じ人間だけれど、まったく自分とはちがう」とまどうカイトは、少年といっしょに暮らすことになる。―島の少年カイトと異国の少年ルソンの物語。
[日販商品データベースより]海を越えてやってきた少年の冒険物語
時は、16世紀中頃、村上水軍が、瀬戸内海を拠点に活躍した時代。
ある日、船乗りの父に連れられて、肌の色も、体付きも違う言葉を話さない少年ルソンが、カイトの家にやってきた。
「ようわからん」
言葉も通じないルソンに、とまどいを隠せないカイト。
ルソンは長い航海の末、奴隷として連れてこられたのだ。ルソンは、日本語を覚えるためにカイトの家に預けられた。ルソンは無表情で、何も話さない。
ある日、島のわんぱくたちが、ボロ船に乗って海に出ようと計画。カイトたちは、必死に止めようとするが・・・・・・。
【編集担当からのおすすめ情報】
村上水軍が活躍した時代、瀬戸内海の島々には、水軍にまつわる数多くの民話が残されています。
この作品は、時代物とは思えないほど、少年たちが生き生きとした友情物語であり、冒険物語です。
海の向こうにひろがる世界に思いを馳せて、船を操る少年たちのハラハラドキドキの冒険を堪能してください。
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