- にっぽんセクシー歌謡史
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- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2021年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784845635160
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[BOOKデータベースより]
歌謡史の裏街道的な扱いを受けながらも脈々と生き続けてきたセクシー歌謡の100年史。奥村チヨや山本リンダといったセクシー系歌手のルーツを探りその進化と変貌のプロセスを検証する。
第1部 お色気歌謡の時代 昭和初期〜60年代終盤まで(昭和初期に始まったエロ歌謡とは何か;鴬芸者とお座敷ブーム;浜口庫之助とお色気歌謡;ムード歌謡の隆盛と日本の高度経済成長期;GS時代とゴーゴーガール―サイケな時代のお色気百花繚乱期;映画産業衰退期とお色気女優の歌手仕事;セクシー歌謡全盛時代)
[日販商品データベースより]第2部 セクシー歌手トップ4の履歴書(奥村チヨ;辺見マリ;山本リンダ;夏木マリ)
第3部 70年代以降のセクシー歌謡(酒井政利の熟女再生路線;喪失歌謡;セクシー系ガール・グループの歴史;80年代以降のセクシー歌謡)
かつて昭和の高度成長期に、歌謡界を席巻した「お色気歌謡」。その歴史は古く、ルーツは昭和初期に遡る。日本の音楽シーンの歴史をたどってみても、お色気歌謡の流行は、経済が上向きの時期に何度かの隆盛が起きており、殿方の夜のお供から、まだ性の何たるかも知らぬ少年たちまでを、各時代で魅了し続けてきた。ことに70年代に大きな成功を収めた幾多の女性歌手たちは、テレビの歌番組全盛とリンクして、ビジュアル面を強調することで一時代を築く。この時期を中心にした女性歌手による歌謡曲を「セクシー歌謡」と呼び、奥村チヨや山本リンダといったセクシー系歌手のルーツを探り、その進化と変貌のプロセスを検証する。ある時期を境に急速に衰退し、いつしか音楽シーンから消え失せてしまったこのジャンルを、あくまで「音楽史的な側面」から紐解き、お色気が日本の音楽史に与えた影響について、関係者の証言も交えてまとめていく。