- 児童図書館の先駆者たち
-
アメリカ・日本
TCLブックレット 「こどもとしょかん」評論シリーズ
東京子ども図書館 地方・小出版流通センター
東京子ども図書館 張替惠子 内藤直子 加藤節子- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2021年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784885692291
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[BOOKデータベースより]
アメリカ児童図書館の先達―ヤグッシュさんの論文から
[日販商品データベースより]日本児童図書館の黎明期(文献拾い読み;日本の児童図書館のあゆみ)
―子どものための図書館はこうして始まった―
東京子ども図書館の機関誌「こどもとしょかん」バックナンバーより、日米児童図書館の黎明期に関する評論2編を収載。
・アメリカ児童図書館の先達 張替惠子
19世紀末〜20世紀初頭はアメリカ公共図書館児童サービスの発展期だった。これを支えたのは高等教育を受け社会進出した女性図書館員たち。中でも抜きん出た活躍をした2人に焦点を当てる。
・日本児童図書館の黎明期 内藤直子、加藤節子
明治時代初めに、欧米視察や留学を機に近代的な図書館活動や理念にふれ、日本の児童サービスを推し進めた男性3人を取りあげる。
子どもに本を手渡すことに情熱を傾けた、先駆者たちの精神にふれる一冊。
巻末に当館所蔵の関連文献の一覧付き。
子どものための図書館は、いつ、どのようにして始まったのでしょう。このことを探るために、東京子ども図書館では今から二十五年ほど前、職員研修の一端として、日米の文献資料を読み合う機会をもちました。その成果は機関誌「こどもとしょかん」77号と78号の評論で発表しました。
その後、「子どもの図書館講座」や「初級研修プログラム」などで、児童図書館サービスの発展について講義することが度々あり、評論コピーも参考資料にあげてきました。
この度、ブックレットの形で広く手に取っていただけるようになったのは、ほんとうにうれしいことです。刊行にあたり、関連資料の紹介を充実させ、読みやすさに配慮し、一部表記も改めました。
子どもの読書のために情熱を傾けた先達の献身をただ過去の偉業≠ニするのではなく、そこから力を得て、日々の仕事や活動に生かしてくださったら幸いです。(まえがきより 張替惠子)