この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 近代日本の美術思想 上
-
価格:24,200円(本体22,000円+税)
【2021年05月発売】
- ブラッサイ
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2007年03月発売】
- 秋田蘭画の近代
-
価格:7,150円(本体6,500円+税)
【2009年04月発売】
- システィーナ礼拝堂天井画
-
価格:5,060円(本体4,600円+税)
【2005年11月発売】
- ベル・エポックのこども図鑑 人形・玩具編
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2010年02月発売】
[BOOKデータベースより]
黒田清輝や森鴎外の盟友でありながら、忘却の彼方となった美術批評家・岩村透。美校初代の西洋美術史教授の彼は、一九一〇年代の日本で、百年後の「美術と社会」を見据え、美術ジャーナリズムやアーツマネジメントを展開。言論統制下に美術行政を論じ、文学・絵画・彫刻・工芸から建築にまで及ぶ仕事の全貌を辿る。研究三十年、執筆十年に及ぶ畢生の大著、今ここに成る。
第5部 美術行政とアーツマネジメントの先駆者(「美術問題」の輿論形成に向けて―“時言”“週報言”の戦略;海外美術情報の領分―生きて動く世界美術史;『日本美術年鑑』の百年―国内美術情報収集の意味とその継承者たち;美術行政とアーツマネジメントへのめざめ―国民美術協会という遺産;美術と建築、技芸家と社会;歴史が照らすもの―美術行政とアーツマネジメントの先駆者)
[日販商品データベースより]第6部 途絶された旅路―岩村教授復職却下事件の真相(ボヘミアニズムの光と闇―岩村教授復職却下事件の真相と高等遊民問題;幻の著作―二言語使用者の夢)
大樹の倒れたあとに―岩村透没後十年忌(一九二六年)本瑞寺所蔵追善作品群の意味
岩村透とは誰か。文化芸術はなぜ社会に必要か。
黒田清輝や森〓外の盟友でありながら、忘却の彼方となった美術批評家・岩村透。
なぜ彼は忘れられたのか〓〓美校の初代西洋美術史教授であった彼は、制作家と社会を結ぶ批評を重視し、「美術」による社会変革を試みた。1910年代の日本で、百年後の「美術と社会」を見据え、美術ジャーナリズムやアーツマネジメントを展開。言論統制下に美術行政を論じながらも早逝した彼の仕事の全貌と、驚くほど多分野の人々との共闘の足跡を辿る。
文学・絵画・彫刻・工芸・建築・社会思想などを繋ぐ学際研究、著者畢生の大作。
上下2巻で、新出図版も多数。カラー口絵各8頁。
年譜・参考文献・巻末関連資料など完備。