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[BOOKデータベースより]
この支配からの逃走=闘争!物語理論、精神分析、ジェンダー批評などの枠組みも導入しながら、現代文学、歌詞、原発映画を細緻に読み解き、テクストに刻引された“亡霊論”的(=不確定的・多義的・撹乱的)な意味/認識/世界のあり方を闡明する、混沌の時代を見つめ直すためのテクスト分析入門。
長めの「はじめに」 亡霊論からテクストを読むとはどういうことか?
“亡霊”とはなにか?―中世戦記文藝の窓から
第1部 戦争をさまよう亡霊(原爆体験は混線して語られる―林京子「空缶」;敗戦を“よろけ”ながら歩く―梅崎春生「桜島」;戦争を“とつとつ”と歩く―梅崎春生「桜島」、山川片夫「夏の葬列」、田宮虎彦『沖縄の手記から』)
第2部 教室に取り憑く亡霊(死者と語りあう―川上弘美「花野」;秘密で女神を拘束する―三島由紀夫「美神」;語らぬ東北の“女”を動物化する―三島由紀夫「橋づくし」;教室のなかの嘘と闘う―恩田睦「骰子の七の目」)
第3部 J‐POPのなかの亡霊(“話型”からテクストを読む―J‐POPで身につける読解の技法;女性たちは抑圧され搾取される― J‐POPのジェンダー・バイアス)
第4部 放射性物質という亡霊(原発が“不在の原因”として潜勢化する―園子温監督作品『希望の国』;亡霊としての放射線物質が撹乱する―園子温監督作品『希望の国』、太田隆文監督作品『朝日のあたる家』)
“亡霊”を読むとはどういうことか?―「誤解」ではなく「誤読」へ