[BOOKデータベースより]
「俺は、お前を辞めさすつもりはない」入門して2年が過ぎたある日、師匠・笑福亭鶴瓶に言った「弟子を辞めたい」。師匠から返ってきたのはこの言葉だった。30年の歳月が流れ、2020年2月22日、大阪松竹座の高座には、あの日の思いと言葉を重ねた『百年目』をトリで演じる笑福亭銀瓶の姿があった。弟子入り志願、弟子修業、年季明け、韓国で落語をする、舞台やドラマへの出演…、挑戦するたびに落語が変わる。師匠からかけられた言葉が心に刺さる。
お前を辞めさすつもりはない
幼少期
小学生時代
中学生時代
高専時代
悩み〜入門
修業スタート
独り立ち
変化
韓国語落語
舞台『焼肉ドラゴン』
覚悟と挑戦
タレントになりたくて笑福亭鶴瓶に弟子入りしたけれど、自分の居場所が見つけられずに「辞めさせてください」と口にした。師匠は首を縦にふらなかった。あの日から30年の月日が流れ、弟子は自身の独演会で師匠と競演する。タレントではなく、落語家として生きる道を選んだ弟子。「あの時、お前を辞めさせなくて良かった」師匠にそう感じてもらえるようにと自分を戒めながら、笑福亭銀瓶は今日も高座に上がる。
弟子入り志願、内弟子修業、年季明け、大御所の前での失敗…、こんなにリアルな落語家の日常を描いた本は唯一無二。
韓国語を学び韓国で落語をする、役者として舞台やドラマに出演する…、挑戦するたびに見える世界が変わってくる。
そしてそのときどきに、師匠・笑福亭鶴瓶からかけられた言葉がリフレインする…。
東京と大阪をまたにかけて活躍する落語家の半生を綴った400ページをこえるドキュメンタリー。
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