- 福井桂子詩集
-
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784783710264
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 竹久夢二 乙女詩集・恋 新装版
-
価格:1,793円(本体1,630円+税)
【2024年09月発売】
- 空と花と小さな手
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2024年10月発売】
- 同時代
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2016年09月発売】
- クレオパトラ記
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2023年09月発売】
[BOOKデータベースより]
詩集“優しい大工”から
[日販商品データベースより]詩集“月の車”から
詩集“少年伝令”から
詩集“艀”から
詩集“浦へ”から
詩集“荒屋敷”から
詩集“風攫いと月”全篇
散文
童話 もどりみち
インタビュー 終わりのない“戻り道”
詩人論・作品論
童子のうた
時知らずの花に囲まれた
果てしもなく遠い小屋…
二本の草刈り鎌を手に持った
野菜づくりの農婦に聞きたい
まだ、わたしは許されてはいけないのですか
(「風攫いと月」)
「この女童子は、無言で泣いていたのではないか?(…)福井桂子の7冊の詩集に記されてあるのは、そんな秘められた沈黙の、人間に向かっては語れない、まさにinfans(口をきけないもの)としての精霊たちのことばではなかろうか」(吉田文憲)。生家と乳母のいる時知らずの花咲く家をむすぶ道。そこを、ひとりの、無数の私たちの分身である童子が手をひかれて歩いていく。そくそくと、寒さと孤独を身にひそめて。7冊の詩集のほか、インタビュー、童話「もどりみち」を収録。解説=三木卓、新井豊美、野木京子、佐藤恵