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[BOOKデータベースより]
ドイツ・マインツのショット社本社には、なぜワーグナーやリゲティと並んでバイエルの肖像画が飾られているのか―
第1章 ベストセラー説(世界的ベストセラーピアノ教則本;ピアノ奏法の絶対矛盾とは ほか)
[日販商品データベースより]第2章 ポピュリズム説(付録は付録にあらず;付録はポップスの原型だった ほか)
第3章 悪魔メフィスト説(幻の習作;バイエルを育んだ自由な都市 ほか)
第4章 ブランド説(売買される魂;偽バイエル教則本 ほか)
第5章 プレート番号説(楽譜の資本主義;楽譜刊行数から見えてくるもの ほか)
あの『ピアノ教則本』はとても有名だけど、そのほかのことはほとんど何も知らない……音楽史には出てこない無名な作曲家、バイエル。
しかし著者が訪れたドイツのショット社本社の廊下には、ワーグナーやリゲティなどの“大作曲家”たちと並んで、バイエルの肖像画が飾られていた。これは一体なぜなのか――その謎にさまざまな視点から迫っていく。
鍵となるのは、楽譜の発行部数が事細かに記されたショット社の刊行台帳。『バイエル ピアノ教則本』はどのくらい売れた? なぜ売れた? 著者の幾度もの現地取材とショット社公開のデータをもとに、徹底調査した。
バイエルについての謎をひもといていくと、その奥にはバッハより続くピアノ指導の歴史、教則本という「商品」の成り立ちが見えてくる。さらにバイエルの学生時代や若いころに関する貴重な資料から、当時の有名音楽家たちやライプツィヒの様子が明らかに。そして、当時の人々がもっとも演奏し聴いていた音楽とは一体……
今ある「音楽史」は、何百年もの間でたかだか十数人しか出てこない“偉人列伝”だけの音楽史。本書ではバイエルを通して、音楽史のリアルを明らかにする。