この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- よくわかる精神科治療薬の考え方,使い方 4版
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2023年02月発売】
- 精神医学ハンドブック 第8版
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2022年02月発売】
- 発達障害を治す
-
価格:858円(本体780円+税)
【2014年09月発売】
- 「内なる外国人」
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2017年11月発売】
[BOOKデータベースより]
対談 精神医学における仮説の役割と現状(大森哲郎(徳島大学)×石郷岡純(石郷岡病院))
[日販商品データベースより]1 うつ病の診断と病態を理解するための仮説(メランコリー親和型と社会―精神医学史研究に向けて;うつ病治療における食事・栄養―リスク因子と介入法について;モノアミンとうつ病:再考;うつ病の神経回路仮説とニューロフィードバック)
2 双極性障害の診断と病態を理解するための仮説(双極性障害の分類とスペクトラムをめぐる仮説と検証)
3 統合失調症の概念と病態を理解するための仮説(統合失調症というカテゴリー―KraepelinからDSM‐5まで;神経発達障害仮説の形成と検証―統合失調症の臨床病期ごとの脳病態解明を目指して;統合失調症ドパミン仮説からグルタミン酸仮説へ;統合失調症のゲノム研究;iPSから細胞からみえる統合失調症の特徴)
4 神経症の概念と病態を理解するための仮説(神経症概念の消滅とその後の展開;不安・恐怖のセロトニン仮説)
5 発達障害の概念を理解するための仮説(自閉スペクトラム症をめぐる仮説とその検証;ADHDの病態は明らかとなったか―仮説というファントム)
精神医学を医療として成り立たせる基盤の本質を実地的視点から考えるシリーズ第5巻。精神医学は他の医学領域とは異なり、《基盤》を明確にすることは難しい。自然科学であろうとすれば異論が唱えられる。精神医学そのもののを否定する政治や思想もある。脳のメカニズムの解明と薬物療法が《基盤》となったようにもみえる。精神医学の基盤は、政治学となり、心理学となり、社会学となり、生物学となった。このシリーズは、本書は「精神医学の科学的基盤」を「科学」「仮説」「エビデンス」の3つの観点からアプローチすると3部作の第2部である。今日の精神科臨床に求められている「科学的知識」としての仮説を、斯界の第一人者が自由な観点から各論レベル
で深化させる。