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[BOOKデータベースより]
人新世=人類が環境を支配する時代が、我々に突きつける地球の限界。新たなメタファーとアジアの自然観から地球と人類の関係を見つめ直す。
人新世(アンソロポシーン)をどう考えるか―環境をめぐる超長期的時間概念の出現とグローバルな地球システム科学ネットワークの展開
[日販商品データベースより]第1部 人新世(アンソロポシーン)による地球と地域の塑型―レジーム/ガバナンス(人新世における複数発展径路―モンスーン・アジアの資源と生存基盤をめぐって;デジタル・コントロールと地球のエコシステム―東アジア発・人新世的ガバナンスは可能か;人新世と物質的解釈学―タイ大洪水に組み込まれた政治)
第2部 人新世における感性/経験(炭焼きの森―エコロジー、美学、人新世;まずは火山を愛すること―日本における地質学的親近感の形成;「地」性の復権―日本における自然農法の哲学と実践)
第3部 歴史言説としての人新世(炭素の森と紛争の河―南アジアの歴史叙述から見た人新世;人新世と「フォース(力)」―歴史における自然、人為、「なる」の原理とその相克)
第4部 知識システムへの問いとしての人新世(科学のグローバル・ヒストリーから見る人新世;知の共通基盤に向かって―「人新世カリキュラム」という実験)
20世紀後半からの環境破壊・変動の大加速、そして露わになってきた「地球の限界」。人新世という新たなメタファーは、人類の優位だけでなく危機を示している。研究者たちは、破壊でも後退でもない新時代を乗り越える新たな道をアジアに探し求めた。西洋の刻印を相対化し、「人新世」を問い直す。