- その落とし物は誰かの形見かもしれない
-
集英社
せきしろ
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2021年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784087880571

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【2019年04月発売】
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[BOOKデータベースより]
落とし物の数だけ物語がある―。奇才・せきしろが路上で本当に見つけた落とし物をめぐる50の妄想エッセイ。
落ちている軍手を数えて歩く
[日販商品データベースより]道には絶望も落ちている
文枝師匠でなければ誰が落としたというのか
靴底のないシンデレラを探している
百万円のお札は怒りしか生まない
記憶のソフトクリームはいつまでも溶けない
悲しい「PASMO」が落ちている
ニュートンは万有引力を発見しキティちゃんは身長計測する
ラッキィ池田と象のジョウロのミステリー
お正月の後はお正月の前〔ほか〕
「妄想脳トレの最終形態」(山里亮太)
落とし物の数だけ物語がある――。軍手・アロンアルフア・靴底・PASMO・象のジョウロ・七夕の短冊・携帯電話のストラップ・ドアプレート・サングラス・伝言メモ・レモン・水菜・トング・ESPカード・VHSのビデオテープ・ハケ・ぬいぐるみ・子ども用バット・松竹錠など、路上で本当に見つけた様々な落とし物をめぐる50の妄想エッセイ集。
【目次】(一部抜粋)
落ちている軍手を数えて歩く
文枝師匠でなければ誰が落としたというのか
記憶のソフトクリームはいつまでも溶けない
ニュートンは万有引力を発見しキティちゃんは身長計測する
ラッキィ池田と象のジョウロのミステリー
カンロ飴が何よりも綺麗だった頃
携帯電話のストラップからは彼女しか思い出さない
鈴木雅之はサングラスを投げ捨てラストスパートするのか?
梶井基次郎はこの本の上にレモンを置いてくれるか?
スタンド看板から情報を得る21世紀
雪の上のVHSビデオテープ
世界滅亡を引き起こす食べかけのアイス
ブラウン管テレビの上は何かを置く場所だった
雪国の落とし物は春に見つかる
落とし物は何かの鍵である
【著者略歴】
せきしろ/1970年、北海道生まれ。作家・俳人。『去年ルノアールで』『海辺の週刊大衆』『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』『たとえる技術』など著書多数。