- 春画にハマりまして。
-
CEメディアハウス
春画ール
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2021年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784484212067

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[BOOKデータベースより]
「わたしなり」が愉しい、春画の世界をご案内。春画を愛で、調べ、遊びつくす、知的冒険エッセイ。
第1章 欲しい、欲しい。お金がなくても、春画が欲しい…。―集める(OL、春画を買う。;切ない恋心とミニチュア春画。 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 江戸時代のハウツー本に、性を学んでみたんです…。―読む(もっと、気持ち良くなるために。;やさしく、奥深く、くじる。 ほか)
第3章 遊びつくして…。見ているだけじゃ、もの耐りなくて。―発展する(蝋燭で照らし出された夜。;都々逸で春画の恋をうたう。 ほか)
第4章 もっと…、深く…。春画の世界が知りたくて。―調べる(「かわいい」オトコはダメなのか?;擬人化された性行為と「わらい」。 ほか)
わたし、OL。推しは、絵師。
春画を愛で、調べ、遊びつくす、知的冒険エッセイ。
個人所蔵の珍しい春画も、全てカラーで掲載。
美術蒐集はお金持ちだけの特権ではない。美大に通っていたわけでも、古典や日本史が好きだったわけでもない「わたし」が身の丈に合った春画の愉しみ方をユーモアたっぷりに伝える。自分なりの視点で作品を愛で、調べ、作品を応用して遊びつくす知的冒険エッセイ。
“本書は浮世絵研究の本ではありません。わたしなりの春画の楽しみ方や、江戸期の書物から得た情報の味わい方、わたしなりの学びを通して得たものを、ギュッと詰め込んだエッセイです。(「はじめに」より)”
本書で紹介されるのは、たとえば、
● 江戸の性具や潤滑剤の再現
● 江戸時代における「かわいい」
● 「ぴえん顔」の春画の男たち
● 「鍋冠まつり」で、女はなぜ経験人数を報告することになったのか?
● 女性器の描写から考える、女性は若ければいいのか?
● 「だいしゅきホールド」はいつから存在するのか? etc.
本書が書籍デビューとなる著者は、「浮世絵蒐集はもっぱらの趣味」という、ごく普通の会社員。春画に魅せられて、作品を集め、文献を読みとき、そこで得た知識を実際に試し、さらには絵のなかに見つけた自分なりの謎を解き明かそうとする日常を送っています。家での時間や、週末を使い、どこまでも「好き(=春画)」を追究しようとするその姿からは、本当の意味での「教養」という言葉が浮かび上がってきます。知を深め、想像力をめぐらせ、日常を豊かに愉しむ。ユーモアと愛にあふれた美術よみものです。