詰将棋の世界

日本評論社
齋藤夏雄　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2021年03月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784535789234

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　詰将棋―古くて新しいパズル（詰将棋の歴史；詰将棋の定義１―「最善手」の定義　ほか）
第２章　将棋の禁じ手をめぐって（詰将棋と打歩詰１―攻防不成と玉方不成；詰将棋と打歩詰２―成生打診　ほか）
第３章　盤上のサーカス（将棋盤をキャンバスに１―曲詰の歴史；将棋盤をキャンバスに２―現代の曲詰　ほか）
第４章　フェアリーの楽園（最善と最悪１―協力詰；最善と最悪２―協力詰の仲間たち　ほか）

[日販商品データベースより]

詰将棋は「将棋の終盤の練習問題」と捉えられることが多いものですが、
実はこれは詰将棋のひとつの側面でしかありません。実戦から離れ、
独自の進化を遂げた詰将棋の世界は、練習問題としての詰将棋からは想像も
つかないほど、広大で豊かなもの。本書ではこの世界を案内します。
詰将棋の詳しいルール解説からはじめ（第1章）、実戦では考えられないような
奇想天外な構想の数々の解説（第2, 3章）、さらに詰将棋の変種（フェアリー）
の紹介（第4章）まで。各節末には詰将棋の魅力を実際に味わえる問題も用意しています。
本書は将棋のルールだけ知っていれば読むことができるよう配慮してあります。
奥深い世界をのぞいてみませんか