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菅野みずえさんのお話

福祉の仕事で35年働き東電の原発事故で人生が変わってしまった

アジェンダ・プロジェクト 星雲社
アイリーン・美緒子・スミス グリーン・アクション 

価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2021年03月
判型
A5
ISBN
9784434287282

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内容情報
[BOOKデータベースより]

3・11前後のこと(福島県浪江町の津島に住んでいた;大熊町の包括支援センターで福祉士として働いていた;東日本大震災・東電福島第一原発事故の前後のこと ほか)
さまざまな症状(皮膚がパリパリになって、笑うと唇が割けて血が飛び出した;金属のような臭いや味がした;お腹の痛くない下痢が続いた ほか)
原発事故で避難するということ(15日の朝に2時間で全町避難;国からも、他の人たちからも、私たちは棄てられたと思った;郡山でスクリーニングに3時間並び、そこで何人もの人が体調不良に ほか)
2016年6月のインタビューを終えて(菅野みずえ)
2016年以降の4年近くのみずえさんのこと(藤井悦子)

[日販商品データベースより]

福島県浪江町に住み長年福祉の仕事をされていた菅野みずえさんは、2011年3月11日の東電の福島第一原発事故によって、被ばくと避難を強いられ、現在も兵庫県で避難生活を余儀なくされています。みずえさんの家のある地域は、強い汚染のため、今も帰還困難区域です。みずえさんは原発事故によってどんな体験をしたのか、どんな症状が出たのか、原発事故で避難するとはどのようなことなのか。本書はアイリーン・美緒子・スミスさんが丁寧に聞き取った貴重な記録です。「皆さんはあの3月10日に続く今日を生きている。でも私たちは、あの3月11日を踏み越えて全く違った今日を生きている。原発賛成でも反対でも被ばくは関係がない。みんな被ばくするの。原発賛成の人もこの被ばくの話を聞いてほしい。」(菅野みずえ)

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