有権者と政治

中央大学社会科学研究所研究叢書　４０

中央大学出版部
宮野勝　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2021年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784805713419

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　内閣支持・不支持率とメディア世論調査の信頼性―２００９年〜２０１９年における「その他」率と「１回聞き」・「２回聞き」の影響
第２章　日本の女性の政治関心が低いのはなぜか―ライフコースや職種・学歴に着目した実証分析
第３章　世代格差・経済格差と政治意識の格差
第４章　参議院における２度の「合区選挙」と投票率の変化―「選挙区域の拡大」の有無がもたらした影響
第５章　選挙過程の理論―市場としての選挙
第６章　日本の科学技術イノベーション政策における科学技術コミュニケーションの位置づけ

[日販商品データベースより]

有権者と政治についての論集。研究者のみでなく、大学生、社会人にも勧めたい。世論調査・政治意識・選挙などにかかわる重要な問題を取りあげて研究し、社会への提案・変化の可能性・含意などに言及する。各章は、１）マスコミ世論調査の信頼性と人々に信頼されるための提案、２）日本女性の政治関心が低い理由、３）世代と経済格差による政治意識の違い、４）合区選挙による投票率の変化、５）市場としての選挙過程の理論的検討、６）日本の科学技術コミュニケーションの位置づけ、からなる。4章まではデータの分析に基づいており、5・6章は理論的な検討である。