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- 百人一首うたものがたり
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784065227909
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[BOOKデータベースより]
誰もが口ずさんだことのある歌を、現代の視点でどこが面白いのかを解説。和歌への理解が深まります。
秋の田の(天智天皇)
[日販商品データベースより]春過ぎて(持統天皇)
あしびきの(柿本人麻呂)
田子の浦に(山部赤人)
奥山に(猿丸大夫)
鵲の(中納言家持)
天の原(阿部仲麻呂)
わが庵は(喜撰法師)
花の色は(小野小町)
これやこの(蝉丸)〔ほか〕
多くの日本人にとって、もっともなじみのある和歌集といえば『百人一首』。
千年の時を超えて愛されてきた歌集を、現代を代表する歌人・水原紫苑が中世と現代を行き来し、一首ごとにやさしく丁寧にときほぐします。
初学者も大人も楽しめる100のストーリーで、短歌がぐっと親しいものになります。
●百人一首を選んだ、大歌人・藤原定家のプラン
●「恋の歌」が天皇の「使命」だった?
●「鹿」の妻は「紅葉」か「萩」か?
●桜の名歌にみる「生の哲学」
●いかにして小野小町は千年のアイコンとなった?
●『源氏物語』と「あはれ」の美学
●定家の西行に対する嫉妬心
●小野小町のスピリットが宿る俵万智
●赤染衛門と和泉式部、二人の友情
●定家の父が詠んだ「老いのエロス」
●かるた取りに使える「決まり字」
※本書は、講談社のPR誌『本』2018年1月号から2020年1月号まで連載した「百人一首うたものがたり」を元に大幅に加筆しました。
……など、テーマは盛りだくさん。
簡単でいて、読むだけで日本古典文学の神髄まで学べる一冊。
ことばの豊かな世界がここにあります。