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- カラー版王室外交物語
-
紀元前14世紀から現代まで
光文社新書 1120
- 価格
- 1,166円(本体1,060円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784334045272
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[BOOKデータベースより]
今からわずか百年ほど前には、世界の大半が君主国とその植民地であった。それが、21世紀の現在には、君主国は(日本も含め)28ヵ国。とはいえ今やこれらの君主国こそが、新たな地球的課題に対していち早く動き、社会や政治の右傾化のなかで、国内での均衡を保つ重要な存在になっている。一見すると時代遅れの遺物と思われがちな王室や皇室が、21世紀の現代に極めて重要な意味を持ち、特に「外交」の面で力を発揮しているのはなぜか。本書ではまず、外交の源流、3500年前の世界に読者をいざない、中世イタリアの近代外交の夜明け、16世紀以降の宮廷外交の黄金期、20世紀の二度の大戦を経ての英王室の発展を辿り、さらに日本の皇室のあり方も振り返る。
はじめに―王室外交とは何か
第1章 「外交」のはじまり―文明揺籃の地から
第2章 近代外交の夜明け―一五世紀イタリアから
第3章 宮廷外交の黄金時代―一五二〇〜一九一三年
第4章 エリザベス二世の王室外交
第5章 皇室外交への示唆
おわりに