- 死の島
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167916558
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[BOOKデータベースより]
大手出版社を定年退職後、小説講座の講師をしていた69歳の澤登志夫。がんで余命いくばくもないことを知り、いつからか準備を始めていたある計画を胸にひとり冬の信州へ向かう―澤を崇拝する教え子・26歳の宮島樹里は自らの昏い過去と向き合い、澤から何を受け取るのか。尊厳死を描いた傑作長編。
[日販商品データベースより]大手出版社を定年退職後、カルチャースクールで小説講座を持つ澤登志夫、69歳。女性問題で妻子と別れて後も、仕事に私生活に精力的に生きてきた。しかし、がんに侵されて余命いくばくもないことを知るとスクールを辞め、人生の終幕について準備を始める。
講座の教え子・26歳の宮島樹里は、自分の昏い記憶を認めてくれた澤を崇拝し、傍にいることを望むが、澤はひとり冬の信州へ向かった。
澤は、最後まで自分らしく生きることができるのか。「ある方法」を決行することは可能なのか…。
プライド高く情熱的に生きてきた一人の男が、衝撃的な尊厳死を選び取るまでの内面が描きつくされ、深い問いかけを読者に与える傑作長編
解説・白石一文