- 女帝の古代王権史
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- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480073815
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[BOOKデータベースより]
卑弥呼、推古、持統…、古代の女性統治者/女帝はどのような存在だったのか。かつては「中つぎ」に過ぎないと考えられていたが、この四半世紀に研究が大きく進み、皇位継承は女系と男系の双方を含む「双系」的にものだったことがわかった。七世紀まで、天皇には女系の要素も組み込まれていたのだ。古代王権史の流れを一望し、日本人の女帝像、ひいては男系の万世一系という天皇像を完全に書き換える、第一人者による決定版。
古代双系社会の中で女帝を考える
[日販商品データベースより]1 選ばれる王たち(卑弥呼から倭五王へ;世襲王権の成立)
2 王権の自律化をめざして(推古―王族長老女性の即位;皇極=斉明―「皇祖」観の形成;持統―律令国家の君主へ)
3 父系社会への傾斜(元明・元正―天皇と太上天皇の“共治”;孝謙=称徳―古代最後の女帝)
国母と摂関の時代へ向けて
古代天皇継承は男系にも女系にも偏らない双系的なものだった。卑弥呼、推古、持統らに焦点を当て古代王権史を一望。男系万世一系という天皇像を書き換える。