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[BOOKデータベースより]
抹茶と和菓子はいつ結び付いたのか。茶事が七式になった経緯とは。茶道史の第一級史料である茶会記を丹念に読み解き、時代とともに変化した茶会の実像や茶人たちの創意工夫に迫る。
第1章 茶会記の基本(茶会記とは;茶会記の成立;茶会記と床)
[日販商品データベースより]第2章 茶会の形式(朝と暁の茶会;昼と飯後の茶会;夜と跡見の茶会)
第3章 茶会記の諸相(雑談と覚書;拝見記と名物;茶室と動座;料理と酒;茶会の菓子;変貌する茶会記)
第4章 茶会記の原文(初期の茶会記;織豊時代の茶会記;江戸時代前期の茶会記;江戸時代中期の茶会記;江戸時代後期の茶会記;近現代の茶会記)
〈茶道史の一級資料である「茶会記」をひもとく〉
〈会記に残された茶人たちの肉声を聴く〉
茶道史の一級資料である「茶会記」。松屋会記、天王寺屋会記をはじめとするそれらの記録は、歴史上の茶人たちが自ら書き留めた貴重な肉声といえます。そうした茶会記を丹念に読み解き、時代とともに変化した茶会の実像や、それぞれに趣向を凝らした茶人たちの創意工夫を照らします。淡交テキスト2017年「茶会記に親しむ」をもとに編集・加筆を行い、初期から近代まで23の茶会記原文を読解、茶会の成立と変遷をたどった一書。