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【2008年11月発売】
[BOOKデータベースより]
外を内、内を外へと転じ、全てを反転させつつ動いてやまない「渦動」としての絶対無。学問と現実の「全て」に対峙しようとした田辺元の思索は、極度に濃密な論述の内に途轍もないダイナミズムを秘め、私たちを突き動かすべく待ち構えている。田辺哲学研究の最前線に立つ、新たな時代のための論集。田辺哲学の歩みとその基本問題を詳細に明らかにする座談会「いま田辺哲学を問う」と、二つの新資料(西田と田辺の最後の往復書簡、『私観教行信証の哲学』)を収録。
第1部 「種の論理」の意味とその行方(「種の論理」の成立と展開;図式から象徴へ―田辺元とパラドクスの哲学)
[日販商品データベースより]第2部 「懺悔道」としての宗教哲学(「哲学を懺悔道として親鸞的に考え直す」―懺悔道としての宗教哲学;懺悔道と菩薩行)
第3部 死と象徴をめぐる最晩年の思想(田辺元における芸術作品の認知的価値―『マラルメ覚書』と象徴のインフォグラフィックス;田辺元の死と死者の哲学)
第4部 「京都学派」の中の田辺哲学(絶対弁証法の成立―中期田辺の根本洞察;論理の“否定”の意味をめぐって―西田‐田辺論争における両者の“転回” ほか)
第5部 田辺哲学の今日的可能性(希望のアナクロニズム―田辺哲学における「還相」の時間的構造;田辺元の時間論とハイデッガー批判―田辺哲学研究の新たな方向 ほか)
外を内、内を外へと転じ、全てを反転させつつ動いてやまない「渦動」としての絶対無。そこから学問と現実の「全て」に対峙しようとした田辺元の思索は、極度に濃密な論述の内に途轍もないダイナミズムを秘め、私たちを突き動かすべく待ち構えている。田辺哲学研究の最前線に立つ、新たな時代のための論集。
田辺哲学の全体像を捉える五つのテーマ
I 「種の論理」の意味とその行方
II 「懺悔道」としての宗教哲学
III 死と象徴をめぐる最晩年の思想
IV 「京都学派」の中の田辺哲学
V 田辺哲学の今日的可能性
田辺哲学の歩みとその基本問題を詳細に明らかにする座談会「いま田辺哲学を問う」と、二つの新資料(西田と田辺の最後の往復書簡、『私観 教行信証の哲学』)を収録。