[BOOKデータベースより]
こどもがねたふりをすきなわけはね…注目の新人作家、阿部結の最新刊。
[日販商品データベースより]椅子の上や階段、いろんなところで寝たふりをするゆうちゃん。
それは、寝たふりをするとお母さんが抱っこしてくれるのが嬉しいから。
ある日お母さんと一緒に行ったお外で寝たふりをすると…?
子どもが絶対にしたことのある「寝たふり」が、微笑ましくふんわりと描かれる、注目の新人作家の絵本です。
2021年3月刊
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ゆうちゃん、いつもねたふりするの。ねたふりしていると、いつもお母さんがふわって抱っこして、おふとんにいれてくれるの。ゆうちゃんはそれがとってもきもちよくてうれしいの。だからいろんなところでねたふりするの……。阿部結さんが描く、小さな女の子の表情がとても愛らしい絵本。椅子や階段の上、どこでもねたふりをする姿がおかしくて、微笑んでしまいます。そうそう、ねたふりしてじーっとがまんしていると、ときどき笑っちゃいたくなることありますよね。ゆうちゃんもそうなのね。4歳の息子に読んで聞かせましたが、読んでいるうちに自分や子どもの幼い日の記憶と、肌のぬくもりが蘇ってきて……。ちょっぴり泣きそうになったのは息子には秘密です。そして抱っこしてくれると思っていたお母さんの腕のぬくもりが、なかなかおりてこないとき。ゆうちゃんが不安でがまんできなくてうすーく目をあけてみたとき。(この気持ちも、わかる、わかる)さて、お母さんは何をしていたのでしょうか。ぜひ楽しみに読んでみてくださいね。登場するのはゆうちゃんとお母さんのふたりだけ。親子の秘密めいた、とくべつな時間が流れます。みんなでにぎやかに読むのもいいけれど、この絵本は、ひとりか、大切なひとと一緒にそっとしずかにめくりたい。あたたかな木漏れ日の中、やさしい風が吹いてくるような絵本です。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
タイトルの「ねたふり」という言葉が気になり、手に取りました。
おかあさんに抱っこしてもらいたくて寝たフリをするゆうちゃん。お母さんはわかっていながらも、いつも優しく抱っこしてくれます。
子どもたちが小さい頃のことを思い出しました。子どもなりにいろいろと考えるんですよね。「私を見て」というゆうちゃんの思いが愛おしく感じました。(クッチーナママさん 40代・東京都 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】