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[BOOKデータベースより]
鳥を巡るタイムマシンの旅に出よう。海に囲まれた日本列島には、どのような鳥類が暮らしてきたのか、そして人間とどう関わってきたのか。化石や、遺跡で出土した骨や土器、江戸時代の博物図譜や現代の野外調査、人の経済活動が鳥類に及ぼす影響まで、時代と分野をつなぐ新しい切り口で描く。
1 骨や遺伝子から探る日本の鳥(化石が語る、かつての日本の鳥類相―太古のバードウォッチング;遺伝情報から俯瞰する日本産鳥類の歴史;考古遺物から探る完新世の日本の鳥類)
2 文化資料から探る日本の鳥(絵画資料からみる江戸時代の鳥類―堀田正敦『観文禽譜』を例にして;文献史料から鳥類の歴史を調べる―ツルの同定と分布の事例)
3 人と鳥類の共存に向けて(全国的な野外調査でみる日本の鳥類の今;人類活動が鳥類に及ぼす間接的影響から今後の鳥類相を考える)
鳥を巡るタイムマシンの旅に出よう。
海に囲まれた日本列島には、どのような鳥類が暮らしてきたのか、そして人間にどう認識されてきたのか。
化石や遺跡で出土した骨から土器や銅鐸、埴輪で描かれた鳥たち、江戸時代の博物図譜や現代の野外調査、人の経済活動が鳥類に及ぼす影響まで、時代と分野をつなぐ新しい切り口で築く――復元生態学――の礎。