[BOOKデータベースより]
安倍晋三前首相の「訂正してない訂正会見」。加藤勝信内閣官房長官の「狡猾にはぐらかすご飯論法」。菅義偉首相の「全く答えにならない答弁」…なんで政治報道は突っ込まないのか??不誠実な政府答弁とその報じ方への「違和感」を「ご飯論法」を喝破した著者が徹底検証。
第1部 報道による権力監視に向けて(報道不信を招く「オフレコ懇談会」;記者と政治家の距離感;論点を明示した質問の重要性 ほか)
第2部 国会報道に何が起きているか(国会演説の悪意ある切り貼り編集;「バランス」をとった報道の危うさ;誤認を誘う加藤勝信官房長官の答弁手法 ほか)
第3部 変わろうとする新聞(毎日新聞デジタル記事の挑戦)
第4部 「桜を見る会」を争点化させたしんぶん赤旗日曜版(田村智子議員「桜」質疑はどう組み立てられたのか?;実態を知らなかったからこそ立ち上がった問題意識;赤旗日曜版のスクープを追いかけなかった大手紙)
「野党は“反発“、政権側は“反論“」「決定打を欠いた」「笑われる野党にも責任」……。
政策論争に沿った報道ではなく、対戦ゲームのような政局報道に終始するのはなぜなのか?
統治のための報道ではない、市民のための報道に向けて、政治報道への違和感を検証。
「市民の問題意識と個々の記者の問題意識、組織の上層部の問題意識がかみ合っていく中で、より適切に報道は、権力監視の役割を果たしていくことができるだろう」(本文より)
「ご飯論法」「国会パブリックビューイング」の上西充子・法政大学教授が、不誠実な政府答弁とその報じ方への「違和感」を具体的事例をベースに徹底検証。
・権力者と報道機関の距離感はどうあるべきなのか?
・政府の「お決まり答弁」を生み出す、記者の質問方法の問題点。
・なぜ「桜を見る会」の問題を大手メディア記者は見抜けなかったのか?
・政権与党による「世論誘導」に、知ってかしらずか加担する大手新聞社
・新聞社はどのように変わろうとしているのか?
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