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[BOOKデータベースより]
第1章 わが国の行政サービスの民間化の現状(政府における行政サービス産業化の政策;公務員制度の現状;行政サービスのアウトソーシングの手法)
[日販商品データベースより]第2章 行政サービスのインソーシングと「社会的価値」・「社会正義」への注目(行政サービスのアウトソーシング;行政サービスのインソーシング;Brexitと行政サービス)
第3章 イギリス流「社会」依存の行政サービス提供とインソーシング(10年間に及んだ緊縮財政;繰り返されてきた中央集権批判と地方主義;「地方主義」による「大きな社会」の失敗;「市民社会戦略」)
第4章 PFI事業の「検証」と「撤退」(イギリスにおけるPFI;会計検査院報告書、庶民院報告書;イギリスにおける議論を踏まえた検討)
第5章 イギリスのインソーシングと社会運動(労働組合の動き(その1)=UNISON;労働組合の動き(その2)=UNITE the UNION;トランスナショナル研究所(Transnational Institute);「WE OWN IT」(私たちこそ所有者だ)運動)
行政(公共)サービスはどうあるべきなのか。日本では公的サービスのアウトソーシング、民営化、産業化が唯一の選択肢とされている。一方、イギリスでは、再公営化、つまり、民間から公営に取り戻す、インソーシングの事例がみられる。それは民営化、産業化による弊害、サービスの破綻・劣化が原因であり、公正を旨とする「社会正義」に根差した動きでもある。イギリスでの調査やシンクタンクへのインタビュー、現地の労働組合・市民団体等の社会運動を紹介し、日英比較を通して、これからの行政サービスのあり方を多角的に考える。