未来へつなぐ千年桜

玄光社
大沼英樹　

• 価格: 2,750円（本体2,500円＋税）
• 発行年月: 2021年02月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784768314470

内容情報

[BOOKデータベースより]

被災地に咲き、人々を励ました桜。人の命を守るために伐られた桜。津波を忘れまいと植えられた桜。仙台在住の写真家が１０年にわたり取材した、東日本大震災により変遷する風景と困難を生き抜いた人々の記憶。

２０１１　傷つながらも咲いていた
２０１２　存在―爪痕深き中に
２０１３　見えないものと戦いながら
２０１４‐２０１５　桜の下の笑顔
２０１６‐２０１７　復興の陰で―姿を消した桜たち
２０１８　希望を信じる
２０１９　取り残された場所を想う
２０２０　未来に手渡したい、桜と記憶

[日販商品データベースより]

「写真で腹くっつくなんね(写真でお腹はいっぱいにならない)」。東日本大震災で蘇った父の言葉。自分にできることは、それでも咲いた桜を人々の心に届けることだと信じ、著者は被災地を巡って桜を撮り続けてきました。

変遷する東北沿岸部の風景と困難を生き抜いた人々の言葉を織り交ぜながら、希望の象徴として人々を励まし続けてきた桜の10年を写真で記録したフォトエッセイ集。青森・岩手・宮城・福島の4県、30市町村の桜を収録。