続和漢古典植物名精解

和泉書院
木下武司　

• 価格: 25,300円（本体23,000円＋税）
• 発行年月: 2021年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784757609884

内容情報

[BOOKデータベースより]

古資料・古典文学に登場する植物ならびに薬物について、文献学的・自然科学的知見の両面からその本質に迫る。日本・中国の古典文学・古医学・本草学ほか三百点以上の一次資料を博捜し、客観的視点から各品の民俗学的・民族植物学的背景を徹底解明。『本草和名』『和名抄』に収録される５００種以上の植物の漢名・異名・古和名および最新の分類学に基づく学名が対照され古典植物事典としても至便。文系、医薬系研究者から伝統医学・植物に関心のある一般人まで広く活用できる。

上冊（和漢古典に登場する薬用植物・薬物；古典に登場する染色植物）
下冊（中国における「菅」と「茅」の混とんとした関係；わが国の古典に登場する「すげ」；わが国の古典に登場する「かや」；和漢古典に出現する「菅」「茅」に似て非なる植物）

[日販商品データベースより]

和漢古典資料の博引旁証により構築した基礎資料から、上中古代の薬物の実体や病気の治療法、服色の真の色目を解明し、また蓑笠・屋根葺き用材のスゲ・カヤとその類縁植物他等々が文学にどう取入れられたのかを解説。