- ツールエンジニア 2021年 03月号
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月刊 大河出版
- 価格
- 1,375円(本体1,250円+税)
- 発売日
- 2021年03月01日
- 判型
- B5
- JAN
- 4910063310311
- 雑誌コード
- 06331-03
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【2025年04月23日発売】
特集「試作品の設計から製造まで3次元モデル加工機」製品を開発する際の問題に試作期間がある。試作部品を製作する時間は短いほどよい。そのためには、最小限の時間で完了することのできる加工機が必要になる。なお、一口に試作といっても、「技術開発を目的とした試作」と「量産化を考えた試作」の2種類に分けられる。前者では、つくり上げる形状に最適と考えられる部品加工工程を設定し、その後にトライ&エラーによる金型や工程を調整しながら、目的とする機構ユニットを徐々に仕上げてゆく。後者は、技術開発を目的とした試作で得た問題点を踏まえて、試作を進めながら、量産工程の妥当性を確認するとともに、量産立ち上げ時のリードタイムの短縮を進める。また、必要とされる設計条件に対して、オーバスペック、アンダスペックになってないかなども、検討して確認し生産効率を考えながら、必要な製品品質に近付けていく調整が行なわれる。近年、最小限の試作とシミュレーションを組合わせることで、納期短縮と品質の安定を実現する方向に進んでいる。次号は、”試作”に焦点を当て、それに即した工作機械や事例をしょうかいする。