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[BOOKデータベースより]
平賀源内、杉田玄白、司馬江漢…徳川日本の知的戦士たちによって時代は静かに目覚め始める。十八世紀日本・小世界の内なる躍動―研究の驚きと喜びにあふれた比較文学・比較文化の泰斗の巨大な遺産。
序章 言葉の中の個と歴史
[日販商品データベースより]第1部 宇宙船史観のすすめ(十八世紀後半における西欧世界と日本―ケンペルからツュンベリーへ;博物学の世紀―アメリカ・ヨーロッパ・日本;犀はさまよう―東と西の歴史のなかで)
第2部 静止から運動へ(蘭学運動と新知識人―源内・玄白・江漢;行動的徂徠派の群像―米沢の改革派;司馬江漢と十八世紀日本―『西遊日記』の世界;危機の文体―洋楽系知識人の文章に即して)
第3部 平和の島の風景(父にておはせし人の面影;秋田蘭画の不思議―小田野直武とその同時代世界;谷文晁の伊豆真景;旅の画家渡辺崋山;北斎と富士山)
江戸時代中期から明治維新前後、西洋文明との邂逅により新技術・新知識がもたらされ、さまざまな知識人の旺盛な好奇心と自由な精神が発露した。本書は、蘭学・博物学・美術など文化の諸相に比較文化の視点からアプローチし――たとえばデューラーと谷文晁、宝島』の作者スティーブンソン描く吉田松陰の肖像など――、それらを密接に結びつけて論ずる中で「パクス・トクガワーナ(徳川の平和)」の姿がダイナミックに浮かび上がる。